11月の海に挑んで死を覚悟し、感動した話。(後編)

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前回までのあらすじは、こちら↓

相変わらず、ガイドさんから中止の連絡はないため、

許田の道の駅から集合場所へ向かうべく、そのまま北上した。

google mapさんいわく、道の駅から目的地までは車で約40分。

この調子なら、正午には余裕で到着できそうだ。

こころなしか分厚かった雲も、隙間から青空がのぞかせるようになってきた。

 

 

 

晴れた!!!!!!

朝の絶望的な天気から、この晴天!!

日ごろの行いが良かったからか?そんな自覚はないのだが!(笑)

今日のお礼に、今日から善い行いしたらいっか!と開きなおす。

爆裂てきとー根性。

車から外に出て、太陽の温かさを感じる。

少し不安が減っていく感じがした。ありがたや。

 

しばらくすると、午前中のダイブを終えたガイドさんが船で帰ってきた。

ダイビングライセンス(OW)を取った時以来からの知り合いで、

本島で潜るときは、たびたびお世話になっているPさん。

コロナ以来全く会っていなかったので、本当に久しぶりの再会。

「Pさん。お久しぶりです~!朝のダイブはどんなでした?波荒れてた?」

P氏「内海なので(波はあれてなくて)大丈夫でしたよ~!水温も24℃だったし。外より温かかったですよ(*^^*)」

握手した手は冷たいし、

肩が硬直した彼の姿を見て、100%信じることはできなかったが、←

≪波は荒れていない≫という点は、信じることにする。

実際見てみても、恩納村の海よりは全然穏やかそうだ。

念のため、酔い止めを飲んで、船から上がったらすぐ着替えられるように着替えをセッティングしておいた。

クーラーボックスにお湯を入れておいて良かったぁ。(海水を洗い流すのと、少しでも体を温かいめるのに役立つ)

 

今回は、他のダイビングショップのグループと一緒に船を共有していた。

午前中のグループがお昼を済ませている間に、ウェットスーツに着替える。

夏場では暑くて苦しかったスーツも、今の時期だと北風を防げて丁度良い。

船でポイントへ移動している途中も、スーツのジップは上げたままにしておいた。

意外にでかいマグロの養殖場。マグロを狙ってサメがうようよしているらしい。怖っ!

今日の潜るポイントは、瀬底島の南側。

北風を島が防いでくれてるので、波はさらに穏やかだった。

勇気を出してバックドロップで海にエントリー。

ウエットスーツに海水が入り込んできたが、思ったより冷たくない。

海水が、外気より暖かいというのは本当のようだww(笑)

朝まで不安に思っていたことすべてが吹っ飛んだ。

自分が吐き出したボコボコと鳴る空気の音、穏やかな海、重力の開放感、色とりどりの珊瑚や生き物たち。

全てが愛おしく、心地よかった。

これだからダイビングはやめられない。

社会の雑音から解放された解放された、違う世界に飛び込んだような感覚が、癖になる。

この時期のダイビングも悪くないね!

来年は、4~5月の海も挑戦してみたくなった(*^^)v

稚魚たちの楽園がみられるかもしれない!!

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