令和の時代、町の中華屋さん

okinawa

仕事帰り、自宅に夕飯がないことを思い出し、

ひさびさに一人外食をすることを決めた。

寂れた中華屋さんをまず始めに思いつく。(←失礼)

幼少期よりずっと営業している中華屋さんだけれど、今まで一度も入ったことがなかった。

この物価高騰の波を受けてもなお、閉めずに続けていられるのはリピーターさんが多いからに違いない。

リピーターが多いってことは、味に定評があるのだろう。

 

興味半分で、お店のドアを開く。

店内には古びたテーブル席が数席と、奥に座敷があった。

子連れでも大丈夫そうだ。

脂っこい料理を提供している店は、店内を歩いている時に床がべたつくことがよくあるんだけれど、

この中華屋さんはそんなことはなかった。

これは私の中では、かなり高評価だ。すぐ合格点を出した。

 

お水はセルフサービスで、部活で使うようなキーパーに入った水と、

ウォーターサーバーが用意されていた。

キーパーの吸水口を見てみると、黒カビが。。。

あ”あ”あ”~~~~!!

ウォーターサーバーを見てみると、大丈夫そう!こちらの水をもらうことにした。

昔は、部活で使うコップにカビが生えていようと平気だったのに、

今ではもう無理だ(笑)

おなか壊したくないし。

 

メニューを見てみると、どれも600円~800円台で提供されている。

セットメニューでさえ、600円台だ。

そりゃあ、地元民に愛されるわけだ!

注文を終えて料理を待っている間、ひっきりなしにテイクアウトのお客さんがやってくる。

夕方の早い時間。テレビが地元のニュースを放送している。

週末は雨が降る予報で、気圧の変化で冷え込むらしい。

夕方のこのゆっくりとした時間が、幼少期に地元のそば屋さんで食事していたことを思い出し、

なんだか懐かしさを感じた。昔を思い出して良い気分だ。

料理がやってきた。

注文したのは、ラーメンとチャーハンがついたBセット。

おいしい!!

スープはさっぱりとした醤油味で、麺は細麺だけどもちもちしていた。

チャーハンは脂っこくなくて、薄い塩味の効いた仕上がり。

今度はテイクアウトでも利用したい!

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